耐火被覆工事とは
耐火被覆とは、鉄骨造の骨組みを火災が発生した際に熱から守り、耐火性や断熱性の高い材料で柱、梁を被覆することです。
建設基準法により、鉄骨造は一定基準の耐火被覆を行うことで耐火構造とみなされます。
建築基準法施行令第107条が改正されたことにより、建築物の階数や主要構造部に要求される耐火性のが定められました。
該当する耐火構造は国土交通大臣が指定することとなり、高層建築物が成立する要件は主に支持基盤、地震、火災対策となっています。
建物を保持する鉄骨を火災で崩壊してしまうことから守ることを耐火被覆工事といい、耐火構造と認められるためにもとても重要な技術といえます。